当院のデイナイトケア(以下、DNCと略)は、病院西隣にある「プルミエ」棟と病院4Fで実施している「ファミーユ」があります。それぞれ定員は70名です。「プルミエ」という言葉はフランス語で「主役」という意味で、「ファミーユ」もフランス語で「家族」意味です。 |
| ◆実施日と時間 |
DNC開催日:月曜日から金曜日(祝日、年末年始休み)
DNC実施時間:8時15分〜18時15分の10時間 |
| ◆食事提供 |
| 食事は昼食、夕食を給食で提供をしていますので、栄養バランスがとれた食事を食べる事ができます。 |
| ◆送迎について |
| 送迎希望される方には可能な範囲で送迎も行っています。 |
| ◆スタッフについて |
| プルミエ、ファミーユそれぞれに看護師、精神保健福祉士、作業療法士、栄養士、看護補助者が配属され運営に当たっています。 |
| ◆当DNCの目標について |
- 利用者の自主性、主体性を高める運営をする。
精神疾患の特性などにより不安定な時期が長期化してしまったりすることや疾患を家族を始め周囲の人が理解しにくい事などから、障がい者の多くは病気や障害と関わる中で自分や生きることの自信・自尊心を失っており、孤独となり自主性や主体性が低下しています。
その失っている自尊心・自信を取り戻す為には、まず仲間との関わりの中で孤独からの脱出、仲間との触れ合い、活動、自己体験の交流などで自信、自尊心の回復をして、主体的に生きて行けるような運営を目指します。
- 家族が安心して任せられるDNCにする。
精神障がい者を抱える家族も障がい者と同じような長期にわたる疾患、症状、障害との向き合う中で、家族の方も周囲の理解が得られず孤独になっている場合も少なくありません。
そのような家族の方が疾患の理解をされ、障がい者と家族がともに自信を持って生きていけるようにスタッフが支えられるようにしていきたいと考えております。
- スタッフの専門性(知識、経験、能力)を高める。
精神科医療の進歩に合わせ、障害者の個別性に対応できるようにスタッフは専門性を高める為に研修会参加、スタッフ内での勉強会などを行っていきます。
以上の3つの目標を基に、利用者の精神症状の安定、持続を図りながら、仲間との関わりの中で自尊心の回復を行い、社会生活技能を身につけて自分らしい生き方の為にDNCを有効に利用し、地域での生活がひろがるようなDNCの活動、運営を目指します。 |
| グループ療法 |
1グループ10人ほどで構成。自由な発言の場として、その中で相互に自己体験を話す中で体験の共有を図る。セルフヘルプ的な活動の側面もある。 |
| 社会資源活用デー |
公的機関など社会資源利用が単独でできるようにサポートする為に設定。 |
| うどん作り |
さぬき人らしくうどんが打てるように練習を重ねて、将来は職員や地域の人にも食べて頂けるようになるのが目標。 |
| 里山クラブ |
坂出周辺の里山を毎月登っている。自然からの刺激を受けながら、体力作りも兼ね、地域の里山を守る活動と連携したい。 |
| 釣りクラブ |
坂出近郊の海岸にて海釣りを行い、釣りあげた魚は調理の練習も兼ね、ありがたく命に感謝しながら頂いている。 |
| 朗読会 |
朗読ボランティアの方に月1回来て頂き1時間ほど実施。 |
| 喫茶活動 |
プルミエ食堂を利用して喫茶活動を将来行い、就労スキルを向上させることができるような場とし、地域の人を受け入れ地域社会との関わり、交流の場をしたい。 |
| ◆当DNCの特徴として |
「プルミエ(主役)」棟と病院内の「ファミーユ(家族)」の2箇所での運営を行っています。プルミエには活動性のある方を中心に、ファミーユには活動性があまり高くない方を中心に利用していただいています。
プルミエの運営・活動は就労に近い形の作業、喫茶活動(パン、菓子製造、うどん手打ち)や利用者が自己の病気の経験を語り、入院中の患者様にピア・カウンセリングできることを目指しています。社会、地域活性に対しても自己体験を話せ、地域の中でメンバーが生活できるようにプルミエを有効に活用し、将来、プルミエで町内の文化祭が開催されたり、フリーマーケットが行われるなど地域活性にもつながる存在になって欲しい、と考えています。
ファミーユを利用する人は自己の病態に合わせながら、プルミエ参加を目指してもらったり、ファミーユを癒しの場、居場所として利用していただければと考えています。 |